• 　学びの杜学園フリースクールは、学校に行けなくなった子供達とその家
      族が 再スタートできるようにサポートしています。
• 　現在 本学を利用している生徒達は、学校のご理解もと フリースクールに
     通学した日が出席扱いとなっています。
• 　本学では、学校で使用している教科書に添い 生徒の状態に合わせて丁寧
      な指導をさせていただいています。

     学びの杜学園創設にあたり2013年４月10日設立

　子供は、健やかに成長し、賢く学び、楽しく遊び、そして、その成果を大人たちに笑顔で伝えてくれる、私たちの社会にとってかけがえのない存在です。有難いことに、私たち大人は、その姿を確認しながら、また支えにしながら、明日に向かって生きているのではないでしょうか。
　現在、社会に向けて、未来ある全ての子供たちは、様々な形で意思表示をしています。私たちは、特に、さまざまな理由のもと、全国各地で、不登校という形で心の叫びを示している状況を見逃すことは出来ません。その姿は子供たちの悲鳴であり、大人たちへ助けを求めているのです。子供たちは、かつて、私たち大人がそうであったように、親は当然のこと、社会に対してもその偉大な力によって育まれていきたいと願っています。

　私はこれまでの教員生活を通して、出会うことが出来た子供たちとそのご家族が教えてくださり、求めてくれた教育に関わる者としての役割を素直に受け止めて、私自身が私らしく、一人の人間としてやらなければならないことを実践することに使命感を抱いて行動することにいたしました。私が、この人生の中で、心に刻んだことは、「教えることは学ぶこと、幸いにもこの学ぶ機会を与えられた者は、そこで、自分自身に与えられた使命に責任を持ち、応えなければならない。」とういうことに尽きます。
　この度、お子様が学校に行けなくなり、元気をなくしてしまい、その可愛い笑顔が見られなくて、共に苦しんでおられるご家族が元気を取り戻すためのフリースクールを開校いたしました。未来ある子供たちの心の叫びに応えたいという私の考えに賛同・協力して下さった方々と共にこの学園は始まりました。ご協力下さっている方々は、自分自身のご経験や子育てや様々な立場においての豊富な社会経験の中で問題意識を持ち続けてこられた方々であり、多方面からの専門家の皆様です。まさに、助け合いの社会の縮図を学園の教育環境に網羅して、実現することが出来ました。

　あの偉大なガンジーが遺した言葉に、「見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい。」があります。この言葉のように、見たい子供たちの変化を望むのであれば、先ずは私たち自らが、その変化を起こさなければならないのです。
　そして、同じ問題意識を抱き、知恵と経験のある、使命感を持った勇気ある大人たちが力を合わせれば、子供たちの笑顔を取り戻すことができます。現在、お子様が学校に行けなくて、苦しんでいるご家族の皆様が、心を癒し、お子様と共に元気を取り戻し、未来に向けて再出発できる場所をこの学園が担えることと信じております。